9/8(金)にAED体感訓練を行いました。

 尾道消防局の方に、傷病者の意識・呼吸の確認後の119番通報及び、胸骨圧迫とAEDの使い方を指導して頂きました。

【早期確認と通報】

 倒れている人を発見したら、意識の有無を確認し、119通報する人とAEDを持ってくる人を指名し、迅速に対応する。

 傷病者の意識が無い場合は、胸・腹部等の動きを目視確認し、通常通り呼吸しているかどうか確認します。

 呼吸確認の判断が難しい場合も、心肺停止とみなして迅速に救命措置をとる必要があります。

【一次救命処置】

 意識も呼吸もない場合、ただちに胸骨圧迫を開始します。

 胸骨圧迫は強く(胸が約5cm沈むように)/速く(1分間に100~120回)/絶え間なく(数人でローテーションし中断期間は最小に)を基本とし、30回胸骨圧迫の後に2回人工呼吸を行う事。

 また、AEDが必要な時は電源を入れて、音声ガイドに従って操作してください。

 救急車で搬送された傷病者の方は、一次救急処置の有無や処置までの速さによって社会復帰が大きく左右されます。

 救命処置が必要な場面に遭遇した時に冷静に対応することはなかなか難しいですが、万が一の時に少しでも対処出来るように、今後も継続的に講習会を実施していきます。